アルバム『神話のゆりかご』について
2021年4月3日、オリジナルアルバム『神話のゆりかご』をリリースしました。
この作品は、鹿児島に伝わる神話を題材に制作した歌語り作品集です。
日本神話の中でも、ニニギノミコトの天孫降臨から始まる物語。その中で語られる木花咲耶姫(このはなさくやひめ)、豊玉姫(とよたまひめ)、玉依姫(たまよりひめ)という三姫の物語を中心に、楽曲として表現しました。
鹿児島には、神話の舞台として伝わる場所が数多く残されています。
笠沙、霧島、知覧、隼人の地。
海や山、風景の中に今も息づく神話の記憶。
私は実際にその土地を訪ね、景色に触れ、人々の語りを聞きながら楽曲を書き上げていきました。
三姫が紡ぐ物語
アルバムの中心となるのは三姫の物語です。
豊玉姫
海神の娘として知られる豊玉姫。
海と人の世界をつなぐ存在として描かれています。
収録曲
『永久の想い ~豊玉姫~』
玉依姫
豊玉姫の妹であり、後に神武天皇へと続く系譜を支える存在。
静かな愛と祈りをテーマにした楽曲です。
収録曲
『玉響の愛 ~玉依姫~』
木花咲耶姫
桜の花のように美しく儚い姫神。
ニニギノミコトとの出会いの舞台となった笠沙の景色から着想を得て制作しました。
収録曲
『夕日の日照る国 ~木花咲耶姫~』
音楽と神話をつなぐアレンジ
全楽曲のアレンジとキーボード演奏は海老原真二氏。
神話の持つ壮大さと繊細さを表現するため、美しい旋律と豊かなサウンドで作品世界を彩ってくださいました。
さらに、
・ギター:織川ヒロタカ氏、山崎トム氏
・篠笛・木の実笛:森田梅泉氏
・パーカッション:三浦肇氏
という素晴らしいミュージシャンの皆様にご参加いただきました。
収録曲
- 永久の想い ~豊玉姫~
- 玉響の愛 ~玉依姫~
- 夕日の日照る国 ~木花咲耶姫~
【Bonus Track】
- 星巡りのうた
- 君の声が
【Karaoke】
- とこしえのおもい ~とよたまひめ~
- たまゆらのあい ~たまよりひめ~
- ゆうひのほでるくに ~このはなさくやひめ~
神話の世界への入口として
このアルバムは、私にとって「神話の世界」の原点とも言える作品です。
現在、神話ゆかりの地を訪ねたり、神社で奉納演奏を行ったり、歌語りとして物語をお届けしたりと活動を続けていますが、そのすべての出発点がこの『神話のゆりかご』にあります。
鹿児島に伝わる神話の世界を、音楽を通して感じていただけたら嬉しいです。



コメント